のりとはさみ

サッカーや本が好きな大学生の日記です。

2021年5月1日

きょうは大学図書館に本を返却しに行った。1週間前の賑わいが噓のようなキャンパスがもの寂しかった。10冊とも返却期限が4月30日だった。予約は入ってなかったものの、ちょっと申し訳ない気持ちになった。

そのあと我が家に2冊の本をお迎えした。新着図書のコーナーは図書館に行くたびにチェックするようにしていて、借りてきた2冊ともそこにあった本だ。『感情の哲学入門講義』と『文豪の名句名言事典』。2冊とも2021年出版の本です。楽しみ。

いまどの本を読んでいるかを誰かに言う、ということを私はあまりやってこなかったのだけど、最近ずっと読んでいる本の影響で書いておきたくなった。その本の名前はここでは明らかにしないでおきたい。もっとよーく咀嚼してから紹介しようかと思うからだ。その本のおかげで知らなかったたくさんの本のことを知ったり、知りたくなったりしている。貸してくれている○○さんありがとう。

 

大学図書館に行ったついでに、母校の高校の図書館まで足を延ばしてきた。

司書の皆さんにはこれまでたくさんお世話になった。高校時代、私は担任よりも司書の先生と話した時間のほうが何倍も長かったと思う。昨年は、精神的にかなり参ったときに話を聞いてもらった。

弟が私と同じ高校に今年入学したので、弟をどうぞよろしくお願いしますと挨拶をした。弟は図書委員になったらしい。で、そのあとは四方山話がずっと続いた。

生徒からのおすすめ図書を紹介するコーナーに私の書いた文章が何個か残っているのを見て、嬉しいけれど残念な気持ちもあると伝えたところ、私のものはできる限り長く残しておきたいと言ってくれた。とても嬉しかった。でも、やっぱり、私の知らない面白い本を紹介する生徒がたくさん現れてコーナーを塗り替えていってほしい。

 

ところで、私は今年度司書課程の授業を受講し始めた。3年から始めるのはとても大変だと聞いていたし、いま実際にきついと感じている。休みがなかなかとれない。けれど、昨年、司書の資格に興味があるけど決断できずにいると相談したときに、きっとやったほうがいい、応援していると伝えてくれた母校の司書の皆さんの言葉が励みになって私は頑張ろうと思えている。

そのことを誰よりも伝えたかった◯◯さんには会うことが叶わなかった。今年度から別の図書館でお勤めされていると他の方が教えてくれた。母校の図書館は3年前に在学していたときとほとんど変わっていなかったけれど、◯◯さんの不在だけはとても大きくて心に残った。

 

いつかどこかでお会いできたら、そのときはまた私におすすめの本を教えてください。昨年教えてくれたエリザベス・ボウエンの文章、とても私好みでした。さすがです。