のりとはさみ

サッカーや本が好きな大学生の日記です。

4月10日

前回ブログを書いてから1か月も空いてしまった。前回もこんなことを書いたと思う。書いていいことと書いていけないことが自分の中ではっきりしていなかったり、ただ書くのが億劫だったり、いろいろ言い訳はあるけれど、とにかくこれまで書いていなかった。

 

この1か月のあいだに、人生で初めて企業の面接を受け、いわゆるお祈りメールを頂戴した。特段そこで働いてみたいと思える企業からのメールだったからこそ、落選の報を受けたときはそれなりに落ち込んだ。

エントリーシートを書いていたときの感情を思い出した。仮にその企業に入社することになったとしても、自分はやっていけないのではないか。いや、その企業以外ではさらにやっていけないのではないか。ほら、悩んでいる暇があったらエントリーシートを完成させないか。落選してしまってからは、そのときの逡巡はばかばかしいものだ。迷ったらエントリーシートを書く。ひとまず完成させ、提出すべきなのだ。切り替えてやっていくしかないのだ。

 

エントリーシートを書くとかなり疲れる。納得いかないこともある。

どこかの企業のエントリーシートに、「コンプレックスは何か」という設問があるのを見て辟易した。なぜ見ず知らずの人間に自分のコンプレックスを打ち明けなければならんのだ。そもそも、コンプレックスというものはそう易々と他人に打ち明けられるものではないだろうに。綺麗事だけを並べたエントリーシートでは満足できないというのなら、企業のほうも美辞麗句だけでなく自身の弱点を開示するのがフェアだと思うわけだ。

 

就職四季報』や大学のシラバスを読んでいるときは楽しい。なぜならそこには素敵なことしか書いてないから。

 

あっという間に月日が経って、もう明日からは今学期の大学の授業が始まってしまう。残り短い大学生活、どうせなら面白いことをたくさん見つけたい。

3月9日

サンキュー。

 

1か月ほどブログを更新することができず、残念であった。後期の課題をすべて終えてから就職活動を始めたのだが、これがなかなか忙しない。未来のことを考えるのは大変だね。

私は数日中にWebテストを受験することになっていて、そのタイミングはいつでもよいとのことなのだが、上手くいく気がしないので先延ばしにしてしまっている。少し対策したぐらいで成績が劇的に向上するとも思えないのに。困った。

きょうも不安感から逃れるために本を読んだ。読み終わったときには、読書にかけた分だけ締切までの残り時間が減っていることで不安感が増大した。就職活動、早く終わらせたいな。

2月4日

神奈川県横浜市根岸森林公園に行った。根岸線に乗ったのはもしかすると初めてだったかもしれない。知らない駅名がアナウンスされるとなぜか心が躍ってしまう。

 

あとで根岸という街について調べてわかったことをここに記しておこう。根岸の駅から見える台地には、戦前は外国人向けの娯楽施設であった根岸競馬場*1がそびえ、戦後は米軍関係者とその家族が住む根岸住宅地区が整備された。フェンスで仕切られたこの地区は米軍管轄であって、長らく日本人が立ち入ることのできない場所となっていた。数年前にこの地区の全面返還が日米の合意によって決まり、米軍関係の居住者はすべて退去しているとのことだが、きれいさっぱり更地になって引き渡されるまでは相変わらず立ち入り禁止エリアである。跡地がどのように活用されるかは未定とのこと。

 

根岸森林公園はまさにその台地にある。旧根岸住宅地区の一部の接収が解除され、その場所に整備されたのがこの公園というわけである。駅から公園までの階段続きの道がなかなか急勾配だった。

平日の昼間から公園を散歩することができるのは、大学生の特権なのかもしれない。広々とした園内を歩いていると心が穏やかになる。桜の名所とのことなので、春にも来てみたいと思う。

 

f:id:sfpenguinume2:20220208192002j:image

(写真:旧根岸競馬場一等馬見所跡*2

*1:根岸競馬場は通称であり、本来は横濱競馬場という名称だそう。

*2:まんまるの窓が特徴的なエレベーター塔は3基並んでいるのだが、iPhoneのカメラには収まりきらなかった。

2月8日

相変わらずぼーっとしていた。1日中スピッツの「愛のことば」のサビが頭から離れなかった。

 

あと、Laura day romance「sad number」も最近よく聴いている。イントロから最後までギターの音が良くて、どこか懐かしさを感じさせる1曲。さわやかでせつなくてとても良い。この曲の入ったシングルCD「sad number/ランドリー」は紙ジャケットでかわいらしいので、どこかでたまたま見つけられたら嬉しい。

 

最近欲しいものは、書肆侃侃房の現代短歌クラシックス。まだ1冊しか買っていないのだが、全部揃えたいね。

1月26日

きょうは1科目の学期末試験のためだけに大学に行くことになっていた。試験は15時からだったのだが、準備をしなければならなかったので12時までには駅に着くように家を出発した。

 

準備というのは、講師の書いた本を買って試験開始までにざっと読んでおくことだった。

というのも、この授業の内容を私はほとんど覚えておらず、手元に授業の資料*1やノート*2もなかったため、参考になりそうなものが本だけだったのである。

たまたま同じ授業を受講している知人がいて、そのひとに当日になってから質問したところ、答案用紙はマークシート、授業を聞いていれば大丈夫、「俺の本を読むといい」と言っていた、持ち込み可とのことだった。大変助かった。

そこで、癪ではあるが大学近くの書店で1冊買っていこうという心積もりだった。なぜ癪だったのかといえば、講師の話しぶりがうさんくさくて、この人の本は買いたくないと思っていたからだ。授業中に恋愛ドラマの原作小説を書いてみたいとか私は過小評価されているとかいろいろのたまったり、若者論とかメディア論の授業と謳っていながら14回あるうちの3回は講師の友人を招いてずっと世間話したり、退屈な授業だった。授業内容そのものには同調できる部分もあったけれど、全体の印象がほんとうに悪い。

 

大学近辺の書店を4店舗まわったらどこも売り切れでさらに気分を悪くし、結局家の最寄り駅まで戻って本を買う羽目になった。さらに気分が悪くなった。

 

試験を終えると無性に本を買いたくなった。図書館で期末レポートの参考資料となる本を借りたのち、大型書店で本を5冊買った。ニール・スティーヴンスンスノウ・クラッシュ〔新版〕』、松村圭一郎『くらしのアナキズム』など。せいせいした。課題がすべて終わったら読もうと思う。

*1:もとより何も配布されていない

*2:これまで一切書き残していない

1月23日

試験勉強のために大学に行ったら、この日は英検とFP試験の会場になっていたために正門の前に行列ができていた。図書館は通常通り開館していたので勉強すること自体には障壁がなかったけれど、結局全然勉強に身が入らずJ-POPを聴いてばかりいた。特にスピッツ日なたの窓に憧れて」とラッキーオールドサン「I wanna be your boyfriend」。どちらも素敵な曲だなあ。

 

ラッキーオールドサン「I wanna be your boyfriend」

作詞・作曲 篠原良彰

 

止められない もう止められない
生きているって芸術的だね
革命 これは恋なのさ
寝ても覚めても夢中

 

こぼれたミルクの夜に
チャック・ベリーが歌っているよ
東京タワーけとばして
街をさまよい歩く

 

終電車とびのって
夢の続きが見たい
永遠なんて信じない
君はノストラダムス

 

止められない もう止められない
生きているって芸術的だね
革命 これは恋なのさ
寝ても覚めても夢中

 

それからブルーな朝に
天気予報は雨を報せる
花火大会は中止だってまだ
あきらめないわ

 

手紙を書いたらビンに
つめて海に流すの
いつかわかってくれるでしょう
若いふたりのことも

 

止められない もう止められない
ギターを弾くって情熱的だね
発明 夢は夜に咲く
I wanna be your boyfriend

 

夕焼け小焼けでまた明日
コンビナート輝き
きれいな横顔を
ずっと眺めていたように

 

止められない もう止められない
生きているって芸術的だね
革命 これは恋なのさ
寝ても覚めても夢中

 

止められない もう止められない
ギターを弾くって情熱的だね
発明 夢は夜に咲く
I wanna be your boyfriend
I wanna be your boyfriend
I wanna be your boyfriend

 

1月25日

学期末試験のために大学に早めに行った。思っていた以上にキャンパス内に学生が少なく、個人的にはいつもこれくらいの人口密度だと過ごしやすいなあという気がした。

試験はそれほど難しいものではなかったので、どうにかなったと思う。よかった。帰りに甘いストロベリーサンドを食べて自分を甘やかすなどする。

期末試験はあと1科目で、残りは期末レポートで成績が決まる。あしたは今学期最後の試験であるが、授業を聞いていないので何が問われるのかまったくわからない。