のりとはさみ

サッカーや本が好きな大学生の日記です。

4連休。失われたひとときを求めて

11月24日。世間は23日までの三連休を終えて、きょうから仕事や学業に勤しんでいたのだろうと想像する。

私の場合は24日が大学の休講日となっていたので、きょうまで連休が続いていた。今回は自分の4連休について書こうと思う。ほかにブログに書くことは特に思いつかないし。

 

11月21日土曜日。大学に行ってきた。補講の名を冠した学部内の説明会的イベントに出席するためだった。この補講は全員必修というわけではなく希望者のみ出席するものだったのでこれを授業といっていいのかはわからないけど、それはさておき、授業のために大学に登校するのは10か月ぶりのことだった。

ここ数日コロナウイルスの感染者数が再び増加傾向にあるなかで、対面での補講が開催されるかどうか、実際に開催されたときにわざわざ大学行くべきかどうか、かなり悩ましいところだった。それでもなお出席したのは、やはり学友に会って話をしたいという気持ちが強かったからだ。

補講で話されていた内容はそこまで大したものではなかったが、先生方も学生もお互いに顔の見える状況で、お互いの距離を知りながら会話ができる状況そのものに安心感があった。きっと来年度は対面授業が増えるだろうという期待は先生にも学生にもあるのだろう、というのが伝わってきた。

教室に来ていた学生の半数以上が1年生だったのは印象的だった。そのうちの何人かと話をしたところ、授業のことや履修のことについて相談できる人間が身近にいないと言っていた。

 

11月22日日曜日。文学フリマに行きたかった。いろいろ考えた末、今回はパスしようと決めた。

昨年の同じ時期に参加した文学フリマでは、新しい発見がたくさんあったし、初めて一緒にお話しした方も多くてとても楽しかった。文学フリマは、既に社会人として働いてらっしゃる方とお会いすることのできる貴重な機会であるので、是非次回こそは参加したいと思う。

結局、私は家にこもり、授業で出された課題に取り組むことに一日を費やしてしまった。短くまとめた文章を3つ書いて提出した。

 

11月23日月曜日。祝日。勤労感謝の日。私は皆様の日頃の勤労を尊ぶ気持ちで、ありがたいことに勤労させてもらった。帰りに久々に家系ラーメンをたらふく食べて、帰宅後腹を下した。

 

11月24日火曜日。冒頭にも書いた通り、大学の休講日だったので実質休日だった。

外出したい気分だったので、吉祥寺に行った。5年ぶりだった。駅の近くをぐるりと回るように散歩したところ、前回来たときにあった店がなくなっていたり、駅前の雰囲気がまた変わった気がしたり、いろいろと落ち着かない気分だった。特に、自分が複数回行ったことのあるパスタ屋さんが3店舗も閉店していたのは大きな驚きだった。

小雨まじりの寒空ではあったものの、住んでいる街から出て散歩する楽しさはいっぱい感じた。初めて行ったパスタ屋さんで食べたタラコのパスタは美味しかったし、ド平日の昼に食べるケーキは罪の味がした。最終的には交通費と食事代だけで出費を抑えられたのが、自分としてはグッジョブ。

 

連休明けの気分は重いけれど、感染対策と心身の安息を両立できるような生活を心がけて、寒い冬を乗り越えたいところ。