のりとはさみ

サッカーや本が好きな大学生の日記です。

7月3日

1週間経った。

いまのところ、ふたりの関係に大きな変化は起こってないと思う。相変わらず本を貸し借りしたり、メッセージを送りあったり、オンライン授業中に映る先生の本棚の本を特定して確認しあったりしている。私はいまのままでもとても楽しい。安心する。


最も恐ろしいことは、大きな変化に飲み込まれて自分も相手も見失うことだと思う。一時の盛りに溺れて関係が終わるくらいなら永遠に友人でいるほうがずっと幸せではある。もちろん、ほんとうにゆっくりでいいから歩み寄っていけたらもっと幸せ。

お互いを所有物化しない適度な距離感は、時間とともに少しずつ変わっていくのだろう。なかなか気軽に会うことのできない現在だからこそ、ゆっくりじっくり考えながら日々を生き続ける。そのモチベーションを与えてくれるひとにきょうも感謝が絶えない。