のりとはさみ

サッカーや本が好きな大学生の日記です。

2月8日

相変わらずぼーっとしていた。1日中スピッツの「愛のことば」のサビが頭から離れなかった。

 

あと、Laura day romance「sad number」も最近よく聴いている。イントロから最後までギターの音が良くて、どこか懐かしさを感じさせる1曲。さわやかでせつなくてとても良い。この曲の入ったシングルCD「sad number/ランドリー」は紙ジャケットでかわいらしいので、どこかでたまたま見つけられたら嬉しい。

 

最近欲しいものは、書肆侃侃房の現代短歌クラシックス。まだ1冊しか買っていないのだが、全部揃えたいね。

1月26日

きょうは1科目の学期末試験のためだけに大学に行くことになっていた。試験は15時からだったのだが、準備をしなければならなかったので12時までには駅に着くように家を出発した。

 

準備というのは、講師の書いた本を買って試験開始までにざっと読んでおくことだった。

というのも、この授業の内容を私はほとんど覚えておらず、手元に授業の資料*1やノート*2もなかったため、参考になりそうなものが本だけだったのである。

たまたま同じ授業を受講している知人がいて、そのひとに当日になってから質問したところ、答案用紙はマークシート、授業を聞いていれば大丈夫、「俺の本を読むといい」と言っていた、持ち込み可とのことだった。大変助かった。

そこで、癪ではあるが大学近くの書店で1冊買っていこうという心積もりだった。なぜ癪だったのかといえば、講師の話しぶりがうさんくさくて、この人の本は買いたくないと思っていたからだ。授業中に恋愛ドラマの原作小説を書いてみたいとか私は過小評価されているとかいろいろのたまったり、若者論とかメディア論の授業と謳っていながら14回あるうちの3回は講師の友人を招いてずっと世間話したり、退屈な授業だった。授業内容そのものには同調できる部分もあったけれど、全体の印象がほんとうに悪い。

 

大学近辺の書店を4店舗まわったらどこも売り切れでさらに気分を悪くし、結局家の最寄り駅まで戻って本を買う羽目になった。さらに気分が悪くなった。

 

試験を終えると無性に本を買いたくなった。図書館で期末レポートの参考資料となる本を借りたのち、大型書店で本を5冊買った。ニール・スティーヴンスンスノウ・クラッシュ〔新版〕』、松村圭一郎『くらしのアナキズム』など。せいせいした。課題がすべて終わったら読もうと思う。

*1:もとより何も配布されていない

*2:これまで一切書き残していない

1月23日

試験勉強のために大学に行ったら、この日は英検とFP試験の会場になっていたために正門の前に行列ができていた。図書館は通常通り開館していたので勉強すること自体には障壁がなかったけれど、結局全然勉強に身が入らずJ-POPを聴いてばかりいた。特にスピッツ日なたの窓に憧れて」とラッキーオールドサン「I wanna be your boyfriend」。どちらも素敵な曲だなあ。

 

ラッキーオールドサン「I wanna be your boyfriend」

作詞・作曲 篠原良彰

 

止められない もう止められない
生きているって芸術的だね
革命 これは恋なのさ
寝ても覚めても夢中

 

こぼれたミルクの夜に
チャック・ベリーが歌っているよ
東京タワーけとばして
街をさまよい歩く

 

終電車とびのって
夢の続きが見たい
永遠なんて信じない
君はノストラダムス

 

止められない もう止められない
生きているって芸術的だね
革命 これは恋なのさ
寝ても覚めても夢中

 

それからブルーな朝に
天気予報は雨を報せる
花火大会は中止だってまだ
あきらめないわ

 

手紙を書いたらビンに
つめて海に流すの
いつかわかってくれるでしょう
若いふたりのことも

 

止められない もう止められない
ギターを弾くって情熱的だね
発明 夢は夜に咲く
I wanna be your boyfriend

 

夕焼け小焼けでまた明日
コンビナート輝き
きれいな横顔を
ずっと眺めていたように

 

止められない もう止められない
生きているって芸術的だね
革命 これは恋なのさ
寝ても覚めても夢中

 

止められない もう止められない
ギターを弾くって情熱的だね
発明 夢は夜に咲く
I wanna be your boyfriend
I wanna be your boyfriend
I wanna be your boyfriend

 

1月25日

学期末試験のために大学に早めに行った。思っていた以上にキャンパス内に学生が少なく、個人的にはいつもこれくらいの人口密度だと過ごしやすいなあという気がした。

試験はそれほど難しいものではなかったので、どうにかなったと思う。よかった。帰りに甘いストロベリーサンドを食べて自分を甘やかすなどする。

期末試験はあと1科目で、残りは期末レポートで成績が決まる。あしたは今学期最後の試験であるが、授業を聞いていないので何が問われるのかまったくわからない。

1月22日

溜まっていたオンデマンド授業の課題をやったり、ブログの記事を書いたりした。

ほんとうは2021年のことももっと書こうと思っている。書き途中の下書き状態になっているものもいくつかある。

 

スマートフォンからSNSのアプリを削除してから少し経つ。結構心地よいものだ。SNSが使えなくとも、スマートフォンは電話兼メールボックス兼電卓兼デジタル目覚まし時計兼ミュージックプレイヤー兼メモ帳兼……と既に便利なものなので、本来これくらいで丁度いいのだろう

インターネットに接続しているからこそ触れることができる、ふだん身の回りには転がっていない情報にアクセスしやすいのがSNSのいいところだと思っていて、だからこそ5年以上は利用していたのだけど、最近はどうにも加害性という悪いところばかりに目が行ってしまうようになった。いまのところは、誰が読むかも分からないような身の回りのよしなしごとをそこはかとなく書きつけているので十分。

SNSを復活させるかは学期末試験やレポートが終わったころに考えようと思っている。そんなことよりいまは試験勉強とレポートのほうが大事だからね。

1月21日

1月1日の記事で言及していた本がついに完成し、それを教室で受け取った。

sfpenguinume2.hatenablog.jp

演習では15人の学生それぞれが同じタイトルで異なる装丁の本を制作した。きょうはそのうち13人が出席していて、完成した実物を見ながら全員が誇らしげだったと思う。演習を担当してくださった先生、装丁を担当してくださった神田昇和さん、学生が行わなかった組版の作業をやってくださった松本田鶴子さん、そして一緒に本を作り上げた学友の皆への感謝の気持ちでいっぱいである。

この状況下なので本を受け取ったら随時解散ということになっていたが、なかなか名残惜しいものがあり4人で30分くらい話した。ちゃんと話したのは初めてだったけれど、共通の話題を持っていると想像以上に話せるもの。卒論とか就活とかどうしようかね……。

立ち話の結果、卒論は途中で諦めることもできるからとりあえず申し込みフォームから応募だけでもしてみようということになった。執筆予定者があまりにも少ないせいで応募〆切が23日までに伸びたらしい。帰宅してから応募フォームを見てみたのだが、記入しなければならないところが多すぎて嫌気が差してしまった。嗚呼。

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1月20日

きのうは執筆に時間の大半を費やしてしまったので、きょうのテストのための対策はほとんど行えなかった。そのせいで散々な出来になってしまった。授業内容がイギリス文学史という文学部生にはある程度周知のものであったため、大問1はもともと持っていた知識でもじゅうぶんに答えられたのだが、大問2はまったく答えられなかった。詩人の名前は憶えていても、その作品の原題までは頭に入ってなかった。大問1の論述を終わらせたときには諦観の境地に達し、試験の途中で教室から退出した。人通りの少ないキャンパス内を沈んだ気持ちで歩き、逃げこむようにして図書館に入り、この日が〆切の別の課題に取り組んだ。

 

授業が終わったあと恋人と合流して、書店で短歌とか海外文学の棚を眺めたのち、一緒に夕食を食べた。執筆が終わったことをお祝いしてくれただけでなく、褒美まで用意してくださった。飛浩隆『SFにさよならをいう方法』と、旅するミシン店のブックカバー。とても嬉しいです。

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