のりとはさみ

サッカーや本が好きな大学生の日記です。

1月6日

アルバイト先の先輩にいただいたマスカット味のピュレグミを食べたあとに午後の紅茶レモンティーを飲んだら、レモンティーがマスカットティーに感じられた。香料のせいかもしれない。

つまり、マスカット味のグミとレモンティーには共通の香料が使われていて*1、「この風味はマスカットのものだ」と認識してから似た風味をもつレモンティーを飲んだことで、私の身体はマスカットとレモンの風味を混同したのではないか。味覚や嗅覚は結構あいまいで、実のところそれらは言語認識に多分に依っているのではないか、と思うなどする。マスカット味のグミを黄色っぽくしてレモン味と表記したら、食べたときにレモン味のグミだと認識するのかもしれない。試すつもりはないけれど。

 

関東地方では昼過ぎから細かな雪が降った。アルバイトさえなければ雪の結晶を撮影したかったのだけれど、あいにく退勤する頃には雪は止んでしまっていた。

降っている雪を見たかったのに、その間ずっと室内にいて見逃してしまったのだ。雪は、降っている間は綺麗に見えるけれどいざ積もってしまうと全然綺麗に見えない。足元の雪は踏まれたり土が付いたりするし、そもそも雨水同様衛生的にばっちいものだ。

しかし、雪は非日常をもたらしてくれる。雪のせいでいろいろなお店がお休みになること、普段とまったく異なる景色を見られること、何も出来なくてもきょうは仕方ないと思えることが楽しい。電車やバスが止まっていても、「これもまた一興」という気になる。きょうは帰宅するのにだいぶ時間がかかってしまい、授業の課題を提出するのが遅くなった。体が冷えた。それでも、どうにかなったのだから楽しい。

*1:調べていないし真偽は不明です