短歌
横長本。 面白い歌や素敵な歌が多く、レイアウトもデザインもかなり洗練されていて、贅沢な本だと感じた。 特に印象に残った歌を、それぞれの作者から3首ずつ以下に引用。 郡司和斗「オリエンテーション」 同じ花火の写真を撮って私たち見返すことはない隅…
前置き 文学フリマ東京73で、私は『短歌誌 えんこ』という本を販売した。その本のなかで、郡司和斗の歌集『遠い感』(短歌研究社、2023年)についての書評を書いた。 しかし、執筆にあまり時間を掛けられなかったこともあり、納得できるものは全然書けなかっ…