のりとはさみ

サッカーや本が好きな大学生の日記です。

缶蹴り

缶蹴り


鬼の私はずーっと缶を守っていました。ほかのみんなは隠れていてだれも姿を現しません。何時間か経ちました。私は待ちくたびれて寂しくなったのでみんなを探しに行きました。

 

みんな隠れるのがほんとうに上手なので、探し回ってもなかなか見つけられません。


それでもついに、
「あ! 生きがいちゃん見っけぽこぺん!」

 

私は急いで缶のところに戻ろうとしました。しかし私の目に映ったのは、私がずっと守り続けていた缶を高らかに蹴り飛ばす運命くんの姿なのでした。

 

おしまい。