のりとはさみ

サッカーや本が好きな大学生の日記です。

5月26日

朝から家の近くで行なわれている工事の音がうるさくて、何にも集中することができない。

そろそろ気張って大学の課題に取り組まなければならないのに、進捗状況は酷い。

 

昼休みに大学の友人からLINEのメッセージが来た。この間渡した『スキズマトリックス』を読んで感想をくれたのだ。楽しかったらしい。そういう感想をいただくと、本を書いたわけではなくただあげただけの私もどこか嬉しい。

 

夕方には、図書館から借りてきた映画『日の名残り』を観た。こんなに格調高いイギリス英語を私も話せたらいいのにな、としみじみ思った。アンソニー・ホプキンスの哀愁漂う演技に魅了されて、アルバイトに行く気が失せてしまった。イギリス行きてえなあ。

映画化にあたって、カズオ・イシグロの原作からはいろいろな部分が捨象されているので話の筋はだいぶわかりやすくなっている。それを良しとするか否かは分かれると思う。

 

アルバイトから帰ってきたあと、サークルの先輩(社会人)と通話しながら、Netflixで『ラブ・デス&ロボット』シリーズの「ジーマ・ブルー」を視聴。とてもよかった。1か月前くらいから観ろと言われてなお放っておいたのだが、とてもよかった。とてもよかった。

アレステア・レナルズの原作をすでに読んでいたのでストーリーは知っていたものの、映像作品としてのクオリティの高さに圧倒された。とてもよかった。原作は『2000年代海外SF傑作選』に収録されている短篇で、こちらも勿論素晴らしいです。Netflixのほうは10分のアニメなのでサクッと観れます。ぜひ。

『ラブ・デス&ロボット』のほかの作品も観なきゃいけないな、という気になった。早く課題をやって時間を作らないとなー。いやー、ほんとうにとてもよかった。